こんにちは。
コロナが少しずつではありますが、おさまってきましたね。
少しずつ日常に戻しつつ、しかし油断をせず、生活をしていきましょう…
自粛中はこんな感じで陸でのトレーニングをしていました(いや、ブラブラしているだけ...)
さて。
だいぶ時はたってしまいましたが、
(時を戻そう！)
随分前に書いた "くやしいがだいじ"の続編
まずは中学時代のおはなし
全盛期。強かったです!!
怪我もありましたが(前々回記事参照)
美しく復活をし、
全国中学では
1年400IM6位 200IM6位
2年400IM4位 200IM5位
3年400IM優勝🥇 200IM準優勝🥈
でした。
※IM＝個人メドレー
JO(ジュニアオリンピック)
優勝 4回 (400.200IM 400Frなど)
※Fr＝自由形
日本選手権
中３ 200IM 6位 400IM 7位
大躍進の3年間でした。
個人メドレーが得意で、大好きで、
個人メドレーで勝つことが誇りでした。
ナショナル合宿、と呼ばれる
全国のトップスイマーが集まる合宿にも参加し、
そこにはオリンピック選手が講師に来てくれて、沢山お話をしてくれたり。
そこで刺激をうけて、
将来はオリンピックにでたあと、
栄養士になって、水泳に携わりたいな、
なんて考えていました
(実際は全然ちがう道を歩んだけど)
日本選手権初決勝は、
唯一、中学生での進出で、
NHKでテレビ放映をされて、
めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
(中学名をめちゃくちゃアナウンスされていました笑)
テレビでみていた憧れの選手たちと、
一緒にレースができるって、、、
すごいことですよね。
スイミングスクールの仲間も
テレビを見てくれて、
たっくさん褒めてもらいました。
そんな激強の中学時代を経て、
高校生になりました。
大阪の強豪校に進学して、
変わらず練習はスイミングスクールで行いました。
学校の先生の理解もあって、
有意義な高校生活であったと思っています。
ただ、競技成績に関しては、あまり奮うものではありませんでした。
高校 インターハイ
1年生200IM 6位 400IM 6位
2年生400IM 8位
(200は全国大会で小学生ぶりの予選落ち)
3年生400IM 3位 🥉
JO
3位が4回ほど🥉 2位も何回かあったかな？🥈
日本選手権
3年生 8位
(そんな名前やったかな？笑)
1年生
優勝(200m Br )
準優勝(200.400m IM)
と…
文字で並べてみると、
そんなに悪くは無いのですが、
やはり中学時代と比べると物足りない。
日本選手権も、1.2年生では決勝に進めませんでした。
1年生の時の日本選手権は、
オリンピックの選考会でした。
高校生になって、環境が少し変わり、
また、オリンピック選考会という
大きな舞台の雰囲気に飲み込まれ、不発…
高校生のときには、
もう個人メドレーが
あまり得意ではなかったんだと思います。
個人メドレーじゃないと、自分じゃない、と、
意地になっていた部分があったんだと思います。
意地でとったインターハイのメダルは、
素直に嬉しかったです。
タイムは、中学３年の頃と、ほぼ変わらないものでしたが…
全てがトントン拍子だった中学時代とくらべ、
高校時代は環境や体格の変化もあり、
心の安定があまりなかったように思います。
ただガムシャラに頑張っていても、
それが直接結果には繋がらないことを知りました。
ベストを出す、ということがいかに難しいか。
高校生で出せた個人メドレーのベストタイムは、
中学時代のままの記録でもそれなりに戦えたので、
文字で並べた戦績は、わりと立派に見えますが、
何も成長できず、止まったままの自分がそこにいました。
辛かったです。
"もう終わったな"なんて、言われたこともありました。
傷つきました。
でも、言い返す言葉がありませんでした。
ここで、当時の自分に言いたいことは…
"個人メドレーにこだわるな"です。
レベルは雲泥に違いますが、
その感覚と似ているんじゃないかなと思います
個人メドレーを泳がない私は、私じゃない！って思っていました。
そのせいで、レースに向かう気持ちはどんどん重くなりました。
全力を出すことが怖くなったり、言い訳を考えるようにもなりました。
…好きなことと、得意なことは、
ちょっと違ったんだろうな、と思います。
それに、なかなか気づけずに、
苦しい苦しいスランプスパイラルにハマっていきます。
自分という人間を
自分でカチコチに固めていたんだなと思います。
カチコチに固めたまんま、わたしは大学生になりました…
続
