【帰国難民の経験】
ギリシャ世界選手権の帰り道、
経由地のトルコのアタテュルク国際空港で、
私たちが帰る前日にテロが起きました。
30人ほどが亡くなったそうです。
その影響で、日本代表選手のうち、
関西国際空港行の便に乗る2人だけが
イスタンブルに取り残されるという悲劇が起こりました
まず、ギリシャの出発時点で、
不思議やな、とか言って、
カウンターで聞いても、
"私達も分かりません、イスタンブルにいけばわかると思います"
と言われて。。。
トランジットは30分しかない状態で、イスタンブルに到着。
空港はもちろんパニック状態
カウンターは長蛇の列で、
大人しく待ってたら時間が無い〜!
と困っていたら、
カウンターの横からスタッフのお兄さんが出てきて、
"eチケット見せて"とジェスチャー
なんとかチケットを出してもらえて、
空港を走る走る!全力疾走!
なんかこのチケット、座席番号が書いてないね〜、
SBY??なにそれ?
とか言いながら、とりあえず全力疾走。
乗り場についてチケット見せたら、NO🙅🏻と言われ。
24時間後の便に乗りなさいと。。。
出されたチケットは、なんと、
スタンバイチケット
お〜、たしかに、SBYだわ。なるほどね。
なるほどね、で納得するわけはなく(笑)、
テロがおこった空港で、
テロリストは逃げた状態で、
24時間ステイはめちゃくちゃ怖い!
トルコ航空のお兄さんを捕まえて、交渉。
英語もトルコ語もわからんのに。笑
関西弁で何とかしようとしましたが、
もちろん何ともならず(笑)、
同じく関空便に乗れなかった日本人を探すことに!
7人くらいいたかな?
その中から、英語できるよってお姉さんに頼みこんで、
ホテルと明日のチケット交渉をしてもらって。。。
カウンターでめちゃくちゃ戦ってくれたなあ、
あのお姉さんは元気やろうか。
NOといわれてから5時間後、
スタバの硬いパンと水を配られて、
いよいよ難民感が出てきました。
トルコでは携帯も何も繋がらず、
緊急でdocomoに電話📞
海外パケ・ホーダイにしてもらいました。
1日3800円くらい?やったような…
テロ!?大丈夫ですか!?って、
見ず知らずのdocomoのお兄さん、
あの時は、ご心配ありがとうございました。
日本に電話。職場にも電話。
日本語聞けてちょっと安心。
戦いから約6時間後。バスに乗ってホテルへ移動。
トルコには入国する予定じゃなかったのにね〜。
バスに乗る前に、
壁にビニールシートが沢山かけてあるところがあって、
あれは昨日のテロで銃弾打ち込まれたところだよ!
ってトルコ航空のおにいさんが、
教えてくれたなあ、、、
教えてくれんでええのに
不安ながらバスに揺られ20分ほど。
立派なホテルに到着。
写真は楽しそうですが…
ずっと寝てないし、たぶん真夜中で、
寝たいけど、汗だく。
とりあえずすぐシャワーしよ!
ってシャワーしたはいいものの、
荷物は機内持ち込みの手荷物しかありません
下着も着替えも無い!
カバンをひっくりかえしたら、
謎に1枚だけ練習用の水着が…
…ええ、それで寝ました(笑)
スイマーあるある!(いやない)
翌日は下着調達の旅です。
ー教訓ー
SBYチケットには気をつけよう
手荷物にも下着を1セット入れておこう
英語を学ぼう
つづく😘