ーフィンスイミングってなに?
フィン とは、 足ヒレのことです
その足ヒレをつけて泳ぐ競技のこと。
ここまで言うと、有難いことに、
ーあ!大きくて、イルカ🐬の尻尾みたいなアレですよね?
と言ってくださる方が増えました
これです。大きいでしょ
こんなに大きいので、競泳の1.5倍~のスピードが出ます🤸♀️
競泳の時には感じたことがないのですが、これを履くとほっぺたがブルブルと震えるのを感じながら泳ぐことができます
今日は勝手に道具の紹介をします
足ヒレと言っても1種類ではなくて、
大きくわけて2種類!!
今回まずは、イルカ🐬の尻尾のような大きなフィンを…
こちらは
モノフィンと呼ばれるものです
モノ=ギリシャ語の接頭語で、イチ(1)という意味で、1枚フィン全般をこのように呼びます
(モノクロとか、モノトーンとかモノレールとかの、モノ!)
真ん中に書いてある
"ロケットフィン"
というのは、モノフィンのメーカーのことです🙆🏻
(ロケットフィンとモノフィンって何が違うんですか?という質問がよくあるので)
他にも、シャークフィンやゴールドフィン、スターフィン、トルネードフィン、グライドフィン、リーダーフィン、、、など、メーカーは様々で、選手はそれぞれ自分に合ったメーカーのものを使用しています
ミズノ、アシックス、アリーナ、みたいな違いですね
こちらのロケットフィン、足入れの部分とウィングの部分は、ゴム製です。
板の部分はFRP(強化プラスチック)と、カーボン製のものがあります
足のサイズから板の硬さ、カラーまで、オーダーすることが可能です。
板の硬さは大きくわけて7段階🌱
硬い方がスピードが出ますが、
硬すぎると上手く振り切れずに、ただの炭素な重りと化すので、ここも自分のポテンシャルと相談しながら、十分に考えなければならないポイントです🌱
全て手作りなので、同じオーダーをしても全く同じものは出来上がってきません。🙅🏻
ちなみに、現段階で日本製はありません🙅🏻
わたしのロケットフィンは、ウクライナからやって来ました
わたしは、カーボン製の4番目の硬さ(ちょうど中間くらい)のものを使っています。
現在(2019年)女子の日本代表選手は、これくらいの硬さのものを使用している人が多いように思います。
(専門種目の距離によって、多少変わります)
初心者の方や体験の方には、
こちらを履いて頂くことが多いです。
着脱しやすく、軽いので、わたしも初めはこちらからチャレンジしました
大会に出るには、モノフィン大きさも決まっています
長さ760mm 幅760mm
ブーツの高さ160mm
以内
こういうことです。(いきなりの手書き)
これより小さければ問題ありません
ちなみに、競技用ではありませんが、Amazonで売られているこちらも、"モノフィン"ですね。
競技用モノフィンの価格は、オーダーやメーカーにもよりますが、6万円~9万円くらいでしょうか
決して安いものでは無いので、
自分にぴったりのモノフィンが届いた時にはそれはそれは大事に使います。
それでも劣化は付き物なので、だいたい2年に1回くらいは新しいものに買いかえています。
海外へのオーダーなので、注文から手元にくるまでに2~3ヶ月かかかることが多いです。
そこから慣れるまでの時間を考えると、照準としている大会の8~6か月前にはオーダーしたいところですね
そして、重さですが、競技用のモノフィンは、1枚5kgほど…あります
760×760の大きさの5kgの物体を、
専用ケースにいれて持ち運びするのですが、
海外への移動や電車移動などは本当に大変。
街中を歩くのももちろん大変。
エスカレーターは1人で2人分を塞いでしまうし(なのでなるべく階段)、自動ドアには挟まるし、人にぶつかりそうになるし…いつもご迷惑をおかけしながらの移動です
~街中でかけられた質問"それなんですか"ランキング~
1位👑
ー自転車ですか?
(そこまで大きくない!)
2位👑
ー楽器ですか?
(いやこんな形の楽器ってなんや!)
ーハープとか!
(うそやん!)
3位👑
ーもしかして...モノフィンですか?
(そうその通り!)
ランク外✨
ー武器?(ちいさな子どもさんからの質問)
(…え?)
ー祭りで使う何か?
(…めでたい!)
大阪特有なのでしょうか、
結構な確率で声をかけられます。笑
(私自身が声をかけられやすいタイプでもあります)
長々とモノフィンについて語ってきましたが、
今年10月に、なんと、
日本でアジア大会が開催されます
この大きなヒレをブンブン振って泳ぎます🐬
1度足を運んで、フィンスイミングを見に来て頂きたいです。そして、フィンスイミングを知ってくださる人を1人でも増やしたいです🙆🏻👌✨
少しでも何かを発信して、フィンスイミング面白い!と思っていただければ幸いです
道具や体験についてはコチラ参照↓↓↓