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アジア選手権 中止のお知らせ

このたび、台風の影響で、アジア選手権開催地である長野県では河川が決壊し、多くの被害者がでました。

開催場所であるプールと併設されている体育館は、避難場所となっており、プールの駐車場にも自衛隊の車がたくさんとまっている状況だそうです。

まずは、被災された方々が、一刻も早く安全な生活を取り戻せることを願っております。
このような状況ですので、中止は正しい判断だったと思います。
御理解お願いします。


選手および役員のみなさんは、自国開催ということで、このために色々我慢して、色々、努力をしてきました。

2年前に日本開催が決まった時から、本当に色々、犠牲にして、時間をかけて、ここに向けてやってきました。
引退を2年引き伸ばした選手もいました。

マイナーなスポーツなので、自国開催というのは、少しでもフィンスイミングを周知できる、チャンスでした。
身近な人に見てもらえるチャンスでした。
私たちの本気を、見て頂きたかったです。


災害復興が第1。
頭ではもちろん理解をしていますが、心がついて来ない状態です。

この大会で、わたしが日の丸を背負って泳ぐのは、正直、最後かな?と思っていました。
ですがこの状態になって、いま、どうしたらいいのかわかりません。

"引退伸びたやん"とか、そういうのじゃなくて。
ここでしかできない、ここで、最高の仲間たちと勝ち取りたいものがありました。

ちょっと冷静になれたら、自分の気持ちと向き合って、今後のことを決めていきたいと思います。

この大会に向けて、たくさんの方にサポート頂きました。本当に感謝してもしきれません。
披露する場がなくなってしまって、恩返しもできずにすみませんでした。



今は少しでも早い復興を、願うことしかできませんが。早く、被災地のみなさんが安心して眠れる日がきますように。
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